2007/5/11 UP
三菱重工長崎硬式野球部尾崎おざきマネが、アツい野球少年たちに、アツいアドバイスを送る野球カフェ。
今回は特別企画、「密着!沖縄キャンプ」
2月28日から3月13日の14日間、沖縄県で行われたキャンプの様子を、尾崎マネに教えてもらいました。
キャンプ地は、プロ野球チームのキャンプ地としても有名な沖縄県の西側、宜野湾市というところです。
練習に使った宜野湾市立球場は、私たち野球部が行く前日まで横浜ベイスターズが使っていました。
硬式球場の他に、サブグランド,ブルペン,室内練習場があり、施設の整った球場で、思いっきり練習ができました。
宿はそこから歩いて10分の健康文化村フェストーネ。部屋からは目の前に海が見えました。

それではキャンプ中の選手たちの一日をご紹介しましょう。

 7:30 散歩・体操
眠い目をこすりながら、選手たちが続々とホテルの玄関前に集まってきます。
朝の散歩の始まりです。
ホテルの近所を15分程度歩いて、まだ寝ぼけているからだを起こします。
ホテルの玄関前に戻ると、円になって体操です。
 8:00 朝食
散歩後は朝食。
一日のエネルギーの源。
たっぷり食べて、ハードな練習に臨みます。
朝食後は体重を計り、健康チェックシートに体調を記入します。
 9:00 練習スタート
10:00 ゲームノック
球場に移動し、練習スタート。
まずは室内練習場でウォーミングアップ。
その後、ゲームノックを行いました。
12:00 昼食
13:00 練習スタート
午後の練習開始。
ポジションにわかれて練習します。
ピッチャーはフィールディングの練習。
野手は室内練習場でバッティング練習。
その後厳しいノックを受ける選手もいました。
15:00 筋トレ・ストレッチ
仕上げに筋トレ。
つらいのが肩車をしてするスクワット。
思わず顔をしかめてしまいます。
最後にストレッチで体をほぐします。
これで日中の練習は終了。
選手の顔から笑顔がこぼれます。
      休憩
それぞれホテルの部屋に戻って休憩します。
昼寝をしたり、テレビを見たり。
洗濯もこの間にします。
18:00 夕食
賑やかな夕食の時間。
おいしい食事に会話も弾みます。
19:00 夜間練習
夜間練習は21時まで続きます。
このような、まさに野球づくしの12日間。
ルーキーは、チームに入ってすぐにキャンプの洗礼を受けることになります。
選手たちの疲労はかなりのものですが、シーズンに向けて各選手の調整や、 チーム作りには欠かせないものです。
今年の沖縄キャンプもお蔭様で大成功に終わりました。チームの雰囲気は最高です。
皆さん、今年も私たち野球部をお願い致します!!
最後に久米新キャプテンより一言。
昨年悔しい思いをしているので、その思いを晴らすことを誓って、今期のスタートを切しました。
悔しい思いを前面に出して、思い切りやっていきます。キャンプ中のチームの雰囲気も良く、出だしは好調です。
今年のチームは若返った、元気が取り柄のチーム。失敗を恐れず元気にやっていきます。
応援よろしくお願いします!!

「遊びに来てくれました!」
この日球場に二組の嬉しいお客様が来てくれました。
一組は神山先生率いる糸満高校野球部のみなさん。
神山先生は私たち野球部のOB、伊佐,仲松を育てて下さった先生でもあります。
二組目は城西少年野球チームのみなさん。
ゲームノックを見て、「送球がすごい」「野手の動きが早い」と感想を伝えてくれました。
ありがとうございました!

「白い粉の謎」
キャンプ中、三食の食事以外にも、選手たちが口にするものがあります。

まずは、練習中のエネルギー補給にバナナとオレンジジュース。

休憩の間にとります。
そして食事の後、選手が薬のような白い粉を飲んでいます。
その正体は…。プロテイン。

ここで、古瀬&有迫の子弟コンビがプロテインの飲み方をご紹介。

 ここをクリック(Windows Media Video 572KB)




三菱重工長崎野球部尾崎おざきマネが、アツい野球少年たちに、アツいアドバイスを送る野球カフェ。
今回は、前回に引き続き、オフシーズンの間にライバルに差をつけたいA君へ、 尾崎マネがアツく答えます。
となりのチームに絶対に負けたくないライバルがいます。
次のシーズンに、その人を思いっきり打ち負かせるように、オフシーズンの間に差をつけたいです。
ライバルに差をつけるための、冬のトレーニング方法を教えて下さい」
栄養えいよう休養きゅうようは「筋肉のもと」』
前編ぜんぺんで、A君が今しなければならないことは、 ずばり「筋力きんりょく」をつけることとアドバイスしました。
そして筋力をつけるために大切なことは3つあるとお話しましたね。 A君覚えてる?」
「覚えてるよ。
@筋力をつけるのに効果的こうかてきなトレーニングを行うこと
A栄養をとること
B休養をとること
だったよね?
でも効果的なトレーニングっているのはわかるけど、 栄養とか休養って本当に大事なのかなあ?ごはんなら食べてるし、 よく寝てるよ。本当にこんなところで差がつくの?」
「そうですね。栄養と休養っていうのはわかりづらいかもしれません。 栄養と休養は筋肉を作るための材料ざいりょう、「筋肉の素」なんです。
パンでいうなら小麦粉こむぎこにあたるところです。 パンというのは、小麦粉をこねてこねて、パンという形にするでしょう?
筋肉というのも、「筋肉の素」をこねてこねて、筋肉という形にするんです。 「筋肉の素」をこねる作業さぎょうというのが、 前編でお話したトレーニングですね。 筋肉は、栄養や休養という「筋肉の素」をトレーニングで「こねる」ことによって作り出すんです。
これでわかったでしょう?つまり「筋肉の素」という材料がそろわないと筋肉は生まれない。 トレーニングだけでは生まれないんです。
こんなに大事なものなのに、 みんな栄養や休養ってあまり意識いしきしていないでしょう? みんな一番大事なものを忘れてしまっているんです。
だからA君が栄養や休養に注意ちゅういしたら、 きっとライバルと大きな差がつきますよ。
さあ、栄養と休養の大切さがわかったところで、 「どうやって栄養をつければいいのか?」 「どうやって休養をとればいいのか?」お話ししていきましょう。
今月も強力な助っ人、重工長崎野球部、 筋肉きんにくマニア(!?)の ピッチャー近藤こんどう選手を連れてきました。」
A栄養をとること
『筋肉は、ご飯に肉に野菜やさい牛乳ぎゅにゅう集合体しゅうごうたい!』

「まず必要なのは、体を動かすのに必要なエネルギーとなる栄養をとること。 ご飯やパスタ、パンなどの炭水化物たんすいかぶつをとることが大切です。 ご飯やパスタがエネルギーとなって、筋肉を動かして、初めて体が動くんです。 これをしっかりとらないと、練習の時にエネルギーが足りなくて、速く走ったり、 長く走ったりできなくなります。
ご飯をたくさん食べたら、 体にエネルギーがたくさんたくわえられて、 速く走れる、 長く走れること間違まちがいなし! ご飯をたくさん食べよう!もちろんパスタやパンでもいいですよ。」
「けれども新しく筋肉をつけたいと思ったら、 ご飯やパスタだけではダメなんです。 ご飯やパスタは筋肉を動かすエネルギーにはなるけれども、 筋肉そのものにはならないんです。 筋肉に生まれ変わる食べ物とは、肉や魚、 豆などのたんぱくしつといわれるものです。
たんぱく質を効果的に筋肉にするためには、 たんぱく質と一緒いっしょに、 ビタミンやミネラルをとったらいいですよ。 ビタミンやミネラルは野菜やフルーツからとれます。
さらに、筋肉もっとつけたいと思ったら、 その前にほねも大きく、強くしたらいいです。 骨を強く、大きくするためには、 牛乳やチーズ、ヨーグルトなどのカルシウムをとるといいですね。
整理せいりしてみましょう。 筋肉を動かすためには、まずご飯やパスタが大切。 そして、新しい筋肉をつけるためには、肉や魚が大切。 けれども肉や魚だけでは足りなくて、 野菜やフルーツ、牛乳などをバランス良く食べる必要があるんですね。
きらいして、 好きなものばかりを食べていたら、筋肉はつけられませんよ。 ご飯にパスタ、肉に魚に、野菜や牛乳。 毎日の食事しょくじでしっかり食べられている? 「この食べ物たちがわさって、 筋肉に生まれ変わるんだ!」と考えながら、バランス良く食べてみよう。」
「ちなみに近藤選手は、 好き嫌い言わずいろいろなものをいっぱい食べて、 小学生の時には身長しんちょうが164cmもあったそうです。 毎晩まいばんご飯は3ばい食べたそうですよ。」
B休養をとること
『クーリングダウンと睡眠すいみんで、元気な筋肉を育てよう!』

「運動というのは、少なからず、 筋肉をいためてしまうものなんです。
自分では感じなくても、 練習の後、筋肉は「痛いー!」と悲鳴ひめいをあげているはず。 だから練習の後には、 その痛みをのぞいて、 元気にしてあげることが肝心かんじんなんです。
痛みをそのままにしておくと、 それが怪我けがにつながったりするので、おそろしいんですよ。」
「痛みを取り除くために、まずは練習後のクーリングダウンが大切です。 みんな、練習前のウォーミングアップはしっかりするけれども、 クーリングダウンは忘れてしまうことが多いのではないかな?
車のエンジンはすぐには動かない。その前にエンジンを温めることが必要ですよね。 筋肉も同じで、思いっきり動かす前には、 冷たく、かたくなっている筋肉を、 ゆっくり温めて、ほぐしてあげる必要があります。 それがウォーミングアップです。
同じように、車のエンジンはすぐにはとまらない。 少しずつ回転数かいてんすうとしながら、 徐々じょじょに冷やしていきます。 筋肉も同じで、動かした後は筋肉をほぐしながら、 ゆっくり冷やしてあげなければいけないんです。
筋肉をほぐさずに、硬いままで冷やしてしまったら、 筋肉に負担ふたんがかかって、怪我につながります。 それがクーリングダウンですね。
練習の後は、軽いランニングをして体を冷まさないようにします。 そして温かいままの筋肉を、 二人組でストレッチをしたりして、ほぐしてあげることが大事です。
それから夜寝る前にも、 ちょっとしたストレッチで体をのばしてあげると、 ぐっすりねむれますよ。
そして、何よりも大切なのが睡眠! 眠りについてから2〜3時間すると、 体の中に成長せいちょうホルモンという物質ぶっしつが出て、 練習で痛めた筋肉を再生さいせいして、元気にしてくれるんです。 新しい筋肉もこの時に生まれます。だからその間にぐっすり寝ることが大切です。
痛んだ筋肉を再生するためにも、新しい筋肉が生まれるためにも、栄養が必要です。 ごはんを食べてから2〜3時間で、ごはんは消化しょうかされ、栄養になります。 だから、ごはんを食べてから2〜3時間ってから眠ることも大切です。」
「A君、わかってもらえたかな?」
「わかったよ!栄養、休養に気をつけて、 元気な筋肉をたくさんつけられるように頑張がんばるよ!」
『最後に… 尾崎マネ、近藤選手から激励げきれいのメッセージ』
「運動はすればするほど上達じょうたつします。走れば走るほど足は速くなる。
サッカーだとか、遊びの野球とか、練習ではなくて遊びでいいから、とにかく外に出て体を動かすこと!
お家でゲームもたまにはいいけど、いつもそれではもったいないですよ。」
「みんな、チームでの練習ばかりが野球の練習と思ってしまうけれども、 走ったり、食べたり、寝たりすることも野球の練習なんですね。
ほかの人が目をつけない、チームの練習以外のところで、 走ったり、食べたり、寝たりすることを一生懸命いっしょうけんめいやったら、 ライバルに差をつけられますよ。
それから、チームの練習で走らされてばかりで嫌だという人、 何のために走っているのかを考えてみて!
監督かんとくは君をいじめようと走らせているわけではないですよね。 「これも野球で強くなるため」と思ったら、頑張って走れるのではないかな。」
「頑張ってね!!!」


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三菱重工長崎野球部尾崎おざきマネが、アツい野球少年たちに、アツいアドバイスを送る野球カフェ。
今回は、A君からのこんなおなやみに、尾崎マネが答えました。
となりのチームに絶対に負けたくないライバルがいます。
次のシーズンに、その人を思いっきり打ち負かせるように、オフシーズンの間に差をつけたいです。
ライバルに差をつけるための、冬のトレーニング方法を教えて下さい」
『エンジン(=筋力きんりょく)を大きくしよう』
「『筋力は車のエンジン、技術ぎじゅつはドライブセンス』
車でたとえてみましょう。 エンジンが大きければ、車は速く走ります。 エンジンが大きいすぐれた車に、 ドライブセンスに優れた運転手が乗れば、 F1優勝ゆうしょう間違まちがいなしです。
野球で車のエンジンに当るものは「筋力」、運転手のドライブセンスに当るのは「野球の技術」です。
いくらドライブセンスがある運転手が乗車じょうしゃしたとしても、 車のエンジンに問題もんだいがあれば、F1で優勝できないのと同じ様に、 筋力がなければ、野球の技術があっても、それは宝の持ちぐされで終わってしまいます。
野球の技術は、筋力という土台があってこそ、意味のあるものになるんですね。

冬の間は、ボールを使った技術的な練習があまり出来ない分、 筋力をつけるのに絶好ぜっこうのチャンスです。
A君が今したらいいことは、ズバリ「筋力」をつけることです。 筋力をつけるために大切なことは、3つあります。

1つは、
 @筋力をつけるのに効果的こうかてきなトレーニングを行うこと
しかし、それだけでは十分とはいえません。

2つ目に、
 A栄養えいようをとること

3つ目に、
 B休養きゅうようをとること

後の2つは、皆さん忘れがちですが、とても大切なことなのです。

この3項目について、今月と来月の2回に分けて、皆さんにお教えしましょう。
今月は@「筋力をつけるのに効果的なトレーニング」についてお話します。
強力きょうりょくすけも連れてきました。
重工長崎野球部、筋肉きんにくマニア(!?)のピッチャー近藤こんどう選手です。」
@筋力をつけるトレーニング(基礎編きそへん)
『走る!』

「野球に一番必要なのは持久力じきゅうりょく。持久力をつけるには、走るのが一番です。」
「重工長崎野球部では、300mを、 休憩きゅうけいはさみながら何度も走る『インターバルトレーニング』をやっています。
この練習で、心臓しんぞうはいきたえられたり、筋肉をつけることができます。」
「ただ走るのでは楽しくないという人、サッカーをするだけでも、十分トレーニングになりますよ。」
「サッカーをするときには、途中とちゅう相手が攻めている間も、 止まらず走り続けてみたりするといいですね。
それから、チーム対抗たいこうリレーで、競争きょうそうしながら走るのも楽しいですよ。」
@筋力をつけるトレーニング(応用編おうようへん)
「走るのが大事というのはわかりましたが、冬の間だって、ちょっとは野球の技術の練習がやりたいなあ。」
「そうですね。そこで次に、筋力をつけながら、野球に必要な技術も身に付けられる練習を紹介しましょう。」
「重工長崎の野球部では、筋力をつけながら、野球で大切なフォームを自然と身につけるトレーニングをしています。
一つ目は「階段走かいだんそう」。 階段を、チームメイトをおんぶしながらけ上がったり、ケンケンで駆け上がったりする練習です。
三菱球場の近くに淵神社ふちじんじゃという神社があるのですが、そこにある長い階段で練習しています。
おんぶの体勢たいせいは、ピッチャーがこしを低くした状態で、体を安定させる体勢と全く同じです。
ケンケンで横向きに階段を上がっていく体勢は、ピッチャーが投げる前に、片足の状態じょうたいでバランスを取る体勢と全く同じです。
ですので、階段走を続けるうちに、自然とフォームを整えて行くことができるんです。
その他にも、転がしたボールをサイドステップで取りに行く練習は、 野手やしゅの守りの練習にぴったりです。

ティーバッティングは、打者だしゃの練習にも良いですが、 ピッチャーが腰のひねりの練習をするのにもとても良いです。」
「みなさんもためしてみて下さい!」

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